Ankerの人気モデル「PowerCore 10000」と「PowerCore 10000 PD 25W」の違いをご紹介します。
どちらも10,000mAhの容量を持ち、スマホを複数回充電できる高性能なモバイルバッテリーですが、パワーアップした25Wモデルには明確な違いがあります。
主な違いは4つだけです。
- PD(Power Delivery)に対応しているのはPD 25W
- 最大出力数が多いのはPD 25Wで25W
- USB-CポートがPowerCore 10000 PD 25Wは1つのみですが、入出力の両方に対応
- コスパとシンプルさで選ぶならPowerCore 10000
どちらも10,000mAhで容量は同じです。
PD 25Wモデルはより高速な充電に対応しており、スマホだけでなくタブレットや一部のノートPCの充電にも対応しています。
PowerCore 10000はUSB-Aのみで、PD非対応のため充電速度にやや物足りなさを感じる場面もあります。
このあと、それぞれの違いを詳しくご紹介していきますね。
↓急速充電を活かしたいなら「PowerCore 10000 PD 25W」

↓価格重視なら「PowerCore 10000」が無難

Anker PowerCore 10000 とPD 25Wの違いを比較
Anker PowerCore 10000とPowerCore 10000 PD 25Wの違いをわかりやすくまとめました。
比較表にするとこのようになります。
項目 | PowerCore 10000 | PowerCore 10000 PD 25W |
---|---|---|
容量 | 10,000mAh | 10,000mAh |
最大出力 | 12W(USB-A) | 25W(USB-C、PD対応) |
ポート | USB-A×1 | USB-C(入出力)×1 |
急速充電対応 | 非対応 | PD急速充電対応 |
サイズ | 約92×60×22mm | 約106×52×26mm |
重さ | 約180g | 約180g |
価格帯(参考) | 約2,800〜3,500円 | 約3,800〜4,500円 |
対応端末 | スマホ中心 | スマホ+タブレット/一部ノートPC |
この2つのモデルの主な違いは4つです。
- Power Delivery(PD)への対応
- 最大出力が異なる
- USBポートの種類と数
- サイズと重さの
それぞれ詳しく解説していきますね。
PD 25WはPower Delivery対応でスマホ充電が圧倒的に速い
PD 25Wモデルは、スマホや対応端末を高速で充電できる「Power Delivery(PD)」に対応しています。
iPhoneなら30分で約50%充電が可能なレベルで、Androidの急速充電にも対応。
口コミでは「想像以上に充電が速くて驚いた」「出先でもすぐ復活するのがありがたい」といった声が多い。
外出先でも安心して使えると評価されています。USB-C一つで入出力をこなすシンプル設計もスマートですよ。
PD25Wは最大出力数が25W対応
PowerCore 10000は最大12W出力のUSB-Aポートを搭載しており、通常のスマホ充電には問題ありませんが、充電スピードはやや控えめです。
一方、PowerCore 10000 PD 25Wは、名前の通り最大25Wの出力に対応していますよ。
iPhoneやAndroidスマホはもちろん、iPadや一部のノートPCも急速充電できます。
↓「短時間でガッツリ充電したい!」という方にはPD対応モデルの「PD25W」が断然おすすめ

10000はUSB-Aポートが1つだけのシンプル構成
PowerCore 10000はUSB-Aポートが1つだけのシンプル構成。
昔からあるタイプのケーブル(USB-A to Lightningなど)を使っている方には扱いやすいです。
それに対し、PowerCore 10000 PD 25WはUSB-Cポート1つのみですが、入出力の両方に対応しているのが特徴です。
つまり「USB-C to C」のケーブル1本で、モバイルバッテリーへの充電も、スマホへの給電もできるというわけです。
↓今後の標準規格であるUSB-Cに対応しておきたい人は「PowerCore 10000 PD 25W」

10000はコスパとシンプルさ重視
PowerCore 10000は、USB-Aポートのみの構成で、PD非対応ですが、基本的なスマホ充電には十分な性能があります。
急速充電はできませんが、その分価格が抑えられており、「とりあえず安くて安心なモバイルバッテリーが欲しい」という方にはぴったりです。
持ち運びにも便利なサイズ感で、バッグに忍ばせておくにはちょうど良い設計となっています。
↓機能を絞った分だけ、誰でも扱いやすい「PowerCore 10000」

Anker PowerCore 10000 とPD 25Wの共通点は?
Anker PowerCore 10000とPD 25Wには、性能面で共通している優れたポイントがあります。
- 10,000mAhの大容量でスマホを約2回充電できる
- コンパクトサイズで持ち運びに便利
- Ankerならではの安全性と品質保証つき
特に「容量」「信頼性」「携帯性」という3つの軸で、どちらを選んでも満足度が高い製品です。
それぞれ詳しく解説していきますね。
スマホ2回分の安心容量
どちらのモデルも10,000mAhのバッテリー容量を搭載しており、スマホなら約2回、タブレットなら1回程度の充電が可能です。
外出中に充電がなくなる心配を減らしてくれますし、旅行や災害時にも安心の備えになりますよ。
軽量&コンパクトな設計
サイズに若干の違いはあるものの、両方とも手のひらサイズで、バッグやポーチにスッと入れられます。
出張や通勤時など、毎日持ち歩くアイテムとしてストレスを感じさせません。
「軽くてコンパクトだから、毎日持ち歩くのが苦じゃない」という声もよく見られます。
Ankerブランドの安心感
どちらもAnker製品として、高い安全基準と品質管理のもとで作られています。
過充電や過電圧保護などの安全機能がしっかり備わっているため、スマホや端末を安心して充電できます。
また、保証と日本語サポートもあるため、万が一の際も対応してもらえるという信頼感があります。
どちらのモデルも「使いやすさ・安心・十分な容量」という基本性能はしっかり揃っており、初心者にもおすすめしやすいモバイルバッテリーです。
↓急速充電を活かしたいなら「PowerCore 10000 PD 25W」

↓価格重視なら「PowerCore 10000」が無難

PowerCore 10000 PD 25Wがおすすめな人
PD 25Wモデルは、充電スピードと対応力の高さが最大の強みです。
- スマホをできるだけ早く充電したい方(25Wの急速充電が可能)
- iPhoneやAndroid、タブレットなどを幅広く使っている方
- USB-C対応の最新端末を複数持っている方
- ノートPCの充電も視野に入れている方
- コンパクトでも性能に妥協したくない方
- モバイルバッテリーを毎日使うようなライフスタイルの方
特にUSB-Cを使うスマホやタブレットをメインに使っている人には、短時間で大きな電力を届けられる点が大きなメリットです。
出先で充電切れに悩んでいる方や、モバイルワーカーにとっても頼れる存在になるはずです。
↓コンパクトな本体でありながら、ノートPCのサブ充電にも対応できるのは「PowerCore 10000 PD 25W」

Anker PowerCore 10000 をおすすめする人
Anker PowerCore 10000は、シンプルな機能と価格のバランスが取れたエントリーモデルです。
- 急速充電にこだわらない方(通常のUSB-Aで十分な方)
- モバイルバッテリーは「安くてシンプル」が一番という方
- 外出時の予備電源として使いたい方
- PD機能が不要な古いスマホを使用している方
- ケーブルは既存のUSB-Aケーブルで運用したい方
- 少しでも価格を抑えて手頃に持ちたい方
必要最低限の性能がありながら、余計な機能がないことで使いやすく、ガジェットに詳しくない方でも安心して使える仕様ですよ。
PD非対応ではありますが、スマホの予備充電用としては十分で、「とりあえず一台持っておきたい」というニーズにぴったりのモバイルバッテリーです。
↓コストを抑えつつ、安心のAnker品質を手に入れたいなら「Anker PowerCore 10000」

Anker PowerCore 10000 とPD 25Wの違いを比較まとめ
「Anker PowerCore 10000」と「PD 25W」の違いをまとめました。
2つの主な違いは以下の通りです。
- PD(Power Delivery)に対応しているのはPD 25W
- 最大出力数が多いのはPD 25Wで25W
- USB-CポートがPowerCore 10000 PD 25Wは1つのみですが、入出力の両方に対応
- コスパとシンプルさで選ぶならPowerCore 10000
どちらも10,000mAhの容量で、スマホ2回分の充電が可能な点は共通ですが、性能にははっきりとした差があります。
「より早く充電したい」「USB-Cで統一したい」「ノートPCやタブレットにも対応したい」といった方には、PD 25Wモデルが断然おすすめです。
一方で、「価格を抑えて、スマホだけ充電できればいい」という方には旧モデルのPowerCore 10000で十分でしょう。
選ぶ基準は“使うシーン”と“こだわるポイント”。急速充電に価値を感じるかどうかで、どちらを選ぶべきかが見えてきますよ。
↓急速充電を活かしたいなら「PowerCore 10000 PD 25W」

↓価格重視なら「PowerCore 10000」が無難

こちらの記事ではAnker 621 power bankとAnker nano power bankの違いについても解説しているので参考にしてください。
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