この記事では、エールベベ クルットRのベルト調整について、肩ベルトを緩める方法、締める方法、高さを変える手順を公式取扱説明書に沿って解説します。
ベルトが動かず困っている場合の確認ポイントもまとめました。
結論からいうと、肩ベルトを緩めるときはアジャストレバーを押しながら左右の肩ベルトを引き、締めるときは肩ベルトアジャスターを引きます。
肩ベルトカバーを引いても肩ベルトは緩まない点が重要です。
そこで、基本操作から肩ベルトの高さ調節、子どもを乗せた後に確認したい位置まで順番に解説します。
チャイルドシートは安全に直結するため、実際の操作時にはお使いの品番に対応した公式取扱説明書も確認してください。
エールベベ クルットRのベルト調整方法を先に確認
エールベベ クルットRのベルト調整では、「緩める」「締める」「高さを変える」で操作する部分が異なります。
特に肩ベルトを緩めるときに肩ベルトカバーを引いてしまうと調整できません。
まず3つの基本操作を分けて覚えておくと、乗せ降ろしの際に迷いにくくなります。
肩ベルトを緩める方法
クルットRの肩ベルトを緩めるときは、座面前方にあるアジャストレバーを使用します。
公式取扱説明書では、アジャストレバーを押しながら肩ベルトを手前へ引っ張り出す手順が案内されています。
このとき、片側だけではなく左右両方の肩ベルトを緩めます。
手順は次のとおりです。
- アジャストレバーを押す
- アジャストレバーを押したまま肩ベルトを引く
- 左右両方の肩ベルトを緩める
- 子どもを乗せられる余裕ができたことを確認する
注意したいのは、肩に当たる肩ベルトカバーを引っ張らないことです。
公式取扱説明書でも、肩ベルトカバーを引いても肩ベルトは緩まないと案内されています。
肩ベルトを締める方法
子どもを座らせてバックルを確実にロックしたら、肩ベルトアジャスターを引いて締めます。
公式取扱説明書では、肩ベルトがお子さまの肩から鎖骨まで密着するように締めるよう案内されています。
単にベルトのたるみがなくなればよいのではなく、肩から鎖骨に沿って適切に密着していることがポイントです。
また、腰ベルトは低い位置で子どもの骨盤を拘束する必要があります。
肩ベルトを締めた後は、肩ベルトや腰ベルトによじれがないことも確認してください。
締め終えた肩ベルトアジャスターは、公式説明書の案内に従い、邪魔にならないようフラップ裏側のループへ通します。
肩ベルトの高さを調節する方法
子どもが成長して肩の位置が変わってきたら、肩ベルト自体の長さだけでなく高さも調節します。
クルットRでは、肩ベルトを緩めてバックルを解除したうえで、肩ベルト調節レバーを操作します。
日よけが付いている場合は、公式取扱説明書では先に日よけを外して調節する手順になっています。
肩ベルト調節レバー手前の樹脂板を親指で押さえながら、黄色の表示が見えるまでレバーを強く引き上げて高さを調節します。
位置を決めたらレバーが元へ戻り、確実にロックされたことを確認します。
この高さ調節は子どもをシートから降ろした状態で行います。子どもを乗せてバックルをロックし、ベルトを締めた状態では操作しないでください。
クルットRのベルト調整で確認したい3つのポイント
クルットRの肩ベルトは、操作する場所を間違えると「引いているのに緩まない」「高さ調節レバーが動かない」と感じることがあります。
ベルト調整で迷ったときは、まず次の3点を確認してください。
いずれも公式取扱説明書で示されている基本操作と安全確認につながるポイントです。
- ポイント①:肩ベルトカバーではなく肩ベルトを引く
- ポイント②:肩から鎖骨まで密着するように締める
- ポイント③:高さ調節は子どもを降ろして行う
ポイント①:肩ベルトカバーではなく肩ベルトを引く
肩ベルトを緩めようとしても動かない場合、最初に確認したいのが引いている場所です。
クルットRでは、アジャストレバーを押した状態で肩ベルト本体を引っ張ります。
肩の部分に付いている肩ベルトカバーを持って引いても、ベルトを緩める操作にはなりません。
「レバーを押す+肩ベルト本体を引く」の2つを同時に行うことがポイントです。
乗せ降ろしのたびにベルトを緩める場合も、カバーではなくベルト部分を持てているか確認してから操作するとスムーズです。
ポイント②:肩から鎖骨まで密着するように締める
肩ベルトを締める際は、「苦しくなさそうだから少し余裕を残す」と自己判断するのではなく、メーカーが示す状態を基準にします。
エールベベ公式FAQでは、肩ベルトがお子さまの肩から鎖骨まで密着するように肩ベルトアジャスターを引き、ベルトによじれがないことを確認するよう案内しています。
ベルトが緩いと抜け出しの原因になるとも説明されています。
そのため、肩から鎖骨までベルトが密着し、よじれていない状態を確認することが重要です。
腰ベルトについても、低い位置で骨盤を拘束し、緩みやよじれがないか確認しましょう。
ポイント③:高さ調節は子どもを降ろして行う
肩ベルト調節レバーで高さを変えるときは、子どもを乗せたまま操作しません。
公式取扱説明書では、肩ベルト調節レバーは子どもをシートから降ろした状態で操作し、子どもを乗せてバックルをロックし、肩ベルトを締めた状態では操作できないとされています。
無理にレバーを動かすことも禁止されており、破損やけがにつながる可能性があります。
レバーが動かないときは力任せに操作せず、いったん肩ベルトを緩め、バックルを解除して子どもを降ろした状態からやり直しましょう。
クルットRの肩ベルトが緩まないときの3つの確認点
「アジャストレバーを押しているのにベルトが緩まない」と感じる場合は、すぐに故障と判断する前に操作方法を確認します。
公式説明書の手順を見ると、肩ベルトを緩める操作にはいくつか間違えやすいポイントがあります。
無理に引っ張らず、次の3点を順番に確認してください。
- 確認①:アジャストレバーを押せているか
- 確認②:左右の肩ベルトを両方緩めているか
- 確認③:ベルトのねじれや引っ掛かりがないか
確認①:アジャストレバーを押せているか
肩ベルトは、そのまま引っ張るだけでは緩められません。
アジャストレバーを押しながら肩ベルトを引くことが基本操作です。
レバーを押してから手を離し、その後でベルトを引くのではなく、押した状態を保ちながら引きます。
また、操作するレバーを肩ベルト高さ調節用のレバーと混同しないように注意してください。
各操作部の位置が分からない場合は、取扱説明書や公式取扱説明ムービーで実際の位置を確認してから操作するのが確実です。
確認②:左右の肩ベルトを両方緩めているか
公式取扱説明書では、肩ベルトを緩める際に左右両方を緩めるよう案内されています。
片側だけを大きく引こうとするより、左右の肩ベルトを適切に緩めて、子どもの腕を通しやすい状態にします。
片側だけではなく左右のベルトを確認することが、乗せ降ろしをスムーズにするポイントです。
調整後は左右の肩ベルトが不自然によじれていないかも確認してください。
乗車後の確認項目としても、肩ベルトと腰ベルトによじれがないことが公式説明書に記載されています。
確認③:ベルトのねじれや引っ掛かりがないか
ベルトを正しい手順で操作しても動きにくい場合は、ベルト周辺の状態も確認します。
子どもを乗せた後の公式チェック項目には、肩ベルトや腰ベルトがよじれていないことが含まれています。
ベルトがねじれた状態のまま使用せず、平らな状態で身体に沿っていることを確認してください。
それでも正常に操作できない場合は、分解したり油を差したりして直そうとしないことが重要です。
公式取扱説明書では、説明書に記載のない分解・改造・注油や指定部品以外への交換を行わないよう警告しています。
不具合が疑われる場合は、エールベベの公式サポートへ確認しましょう。
クルットRの肩ベルト高さは子どもの肩に合わせる
肩ベルトの高さは、単に「首に当たらない場所」へ合わせればよいわけではありません。
クルットRの公式取扱説明書では、後向き・前向きともに、肩ベルトがお子さまの肩から背もたれに対して垂直になる高さを目安に使用するよう示されています。
肩ベルト高さが最上段の場合のみ例外があり、子どもの肩が肩ベルト最上段の位置から4cm高くなるまで使用できると説明されています。
子どもの成長に伴って肩位置が上がるため、以前合わせた高さのまま使い続けず、定期的に確認しましょう。
また、クルットRには複数の品番・モデルがあります。
取扱説明書のダウンロードページではKURUTTO R STやKURUTTO R/ザ ファースト・グランス・ウィなどが品番別に案内されているため、実際に使用している製品の品番に対応した説明書を確認することが大切です。
クルットRのベルト調整後に確認したい安全ポイント
肩ベルトを調整したら、ベルトが動いたことだけで終わりにせず、子どもを正しく拘束できているか確認します。
クルットR公式取扱説明書では、乗せた後に肩ベルトの位置、腰ベルト、バックル、インナークッション、おしりの位置などを確認するよう案内しています。
確認したいポイントは次のとおりです。
- 肩ベルトが適切な高さになっている
- 肩から鎖骨まで肩ベルトが密着している
- 肩ベルトによじれがない
- 腰ベルトが低い位置で骨盤を拘束している
- 腰ベルトが緩んだりよじれたりしていない
- バックルが確実にロックされている
- 子どものおしりがシートの一番深い位置にある
特にベルトを緩めたまま走行しないこと、バックルが確実にロックされていることを確認することが重要です。
公式では、体格に合った肩ベルトの高さで使用しない場合、安全性能が十分に発揮されないおそれがあると警告しています。
操作方法を文章だけで判断しにくい場合は、エールベベ公式のクルットR取扱説明ムービーでも「肩ベルトの調節・お子さまを乗せた後の確認」が公開されています。
実際の操作部を見ながら確認すると分かりやすいでしょう。
エールベベ クルットRのベルト調整でよくある質問
エールベベ クルットRの肩ベルトについて、緩まない場合や締め具合、高さ調節など、操作時に疑問になりやすいポイントをまとめます。
Q1. クルットRの肩ベルトはどうやって緩めますか?
アジャストレバーを押しながら肩ベルト本体を手前へ引きます。
左右両方の肩ベルトを緩めてください。肩ベルトカバーを引いてもベルトは緩みません。
Q2. クルットRの肩ベルトはどのくらい締めればいいですか?
エールベベ公式では、肩ベルトがお子さまの肩から鎖骨まで密着するように肩ベルトアジャスターを引くよう案内しています。
ベルトがよじれていないことも確認してください。
Q3. 肩ベルトカバーを引いてもベルトが緩まないのは故障ですか?
肩ベルトカバーを引いても肩ベルトは緩みません。
アジャストレバーを押しながら、肩ベルト本体を引くのが正しい操作です。
Q4. クルットRの肩ベルト高さはどうやって変えますか?
子どもを降ろし、肩ベルトを緩めてバックルを解除します。
肩ベルト調節レバー手前の樹脂板を押さえながら、黄色の表示が見えるまでレバーを引き上げて高さを調節し、最後にレバーが戻ってロックされたことを確認します。
Q5. 子どもを座らせたまま肩ベルトの高さを変えてもいいですか?
いいえ。公式取扱説明書では、肩ベルト調節レバーは子どもをシートから降ろした状態で操作するよう案内されています。
バックルをロックし、肩ベルトを締めた状態で無理に操作しないでください。
Q6. 肩ベルト高さの正しい位置はどこですか?
公式取扱説明書では、肩ベルトがお子さまの肩から背もたれに対して垂直になる高さが目安です。
最上段の場合のみ、肩が最上段から4cm高い位置になるまで使用できるとされています。
エールベベ クルットRのベルト調整は正しい操作部を確認しよう
エールベベ クルットRの肩ベルトを緩めるときは、アジャストレバーを押しながら左右の肩ベルト本体を引くのが基本です。
肩ベルトカバーを引いても緩まないため、操作する部分を間違えないようにしましょう。
締めるときは肩ベルトアジャスターを引き、肩から鎖骨まで密着させます。
高さは子どもの肩から背もたれに対してベルトが適切な位置になるよう調節し、高さ変更は必ず子どもを降ろしてから行います。
クルットRには複数の品番があるため、最終的な操作方法は使用中の品番に対応する公式取扱説明書で確認してください。
エールベベ公式では取扱説明書とクルットRの操作動画の両方が公開されています。
また、エールベベクルットRに関する記事も参考にしてくださいね。

